さくらさんの本
2018年 09月 08日
さくらももこさんの本と出会ったのは、
会社の同期が
「すごく面白いよー。」
と、貸してくれたのがきっかけでした。
それは、「もものかんづめ」。
爆笑に次ぐ爆笑。
自虐ネタや、ちょっと不謹慎な内容も
テンポのよさがあって、嫌味がない。
それ以来、すっかりさくらさんのファンになりました。
先日の訃報を聞き、
さくらさんの本を出してみました。
もしかしたら、もう少しあったかも。
旅シリーズも、ヒーヒー笑い泣きしながら読んだなー。
「富士山」に載っていた、さくらさんが実際に行かれた
京都の「ぎょくえん」のかき氷が食べたくて、
友達とお店を訪れたところ、
「かき氷は明日からです。」
と言われ、ずっこけたことも(笑)
「富山からわざわざ来たんです!」
と食い下がったものの、
それはお気の毒に…という雰囲気であっさり断られました。
食い下がった自分がはずかしくなったわ (-_-;)
お店の方に、さくら先生のファンなんですという話をしたら、お店に来られた時の様子を話してくださいました。
来られた時は、さくらさんだとは全然わからなくて、
「なんや、大きいカメラを持ってはったんよー。」
と。
後日、出版社から、実はさくらももこさんで…ということだったそうですよ。
どんな方でしたか?とお聞きしたら、
「それがあまりにもさりげなくて、今でもどの方がさくらさんだったかわからない。先に聞いといたらなー」
と、笑っておっしゃっていました。
懐かしい、旅のよい思い出です。
(ぎょくえんさんは残念ながら閉店されました。)
ムスメは、「さるのこしかけ」が好き。
小3の時、学級文庫に「もものかんづめ」「さるのこしかけ」があり、
なぜか、担任のS先生が「さるのこしかけ」の
「痔の疑いのある尻」の話と、「ミッキーマウスの繁殖力」の話を読み聞かせしてくださったそうです。
小学3年生への読み聞かせに「痔の疑いのある尻」の話とは、どうしてそのセレクトだったのか今となっては謎ですが、ムスメは相当おもしろかったらしいです。
なかなか思い切った選択なさいましたねー。
さくらさんが息子さんに、自分はさくらももこだと教える話も読んでくださったそうなので、
もしかしたら、S先生もさくらさんのファンだったのか
もしれませんね。
久しぶりに、さくらさんの本を読もうと思ったら、
「あっ、読みたい」
と、ムスメに取られました (笑)
さくらさんの本に触れてくれるのは、
ワタシも嬉しいので、どうぞどうぞ。
ちなみにおやつは、セブンイレブンのイタリア栗のもんぶらん生どらです。
さくらさんのご冥福をお祈りします。
楽しい作品をたくさん、ありがとうございました。
by naminui77
| 2018-09-08 17:13
| 本